
皆さんこんにちは!おさきまるです。
今日は久しぶりに東洋医学のお勉強をしたいと思います。
今日のテーマは心です。
それでは行ってみましょう!
心の働き
心は五臓の中で陽気が最も盛んな臓です。
心気は盛んな陽気を抑制し、熱が多くなりすぎないようにしています。
また、心は全身に血を送る働きがあり、意識活動を司る臓です。
心はこのようにとても大切な臓のため、傷ついては死んでしまうため、
心包という臓が代わりを行っています。
心の力が弱まると・・・
心の力が弱まると起こることは、全身に血を巡らす働きがあるので、
血が回らなくなり、顔色が悪くなります。
心自体が虚すことはないと考えられていますが、
その他の臓の弱りによって熱が発生し、その熱が心に影響することはあります。
その場合は、正常な精神活動が出来なくなって、笑いやすくなります。
血が関わってくることもあり、心の血が不足すると、
不眠、多夢、気持ちが落ち着かない、健忘、精神活動の低下などの症状が出てきます。
また、汗は血の液と言われていることから、
汗をかきすぎると血が不足してきます。
舌とも関りが多く、心に異常が出ると味覚障害や言語障害が現れます。
心包の生理
心包とは心を包む膜。心を外邪(風、暑、湿、燥、寒)から守り、
心の代わりに働く役目があります。
どんな役割があるのかというと、
心の陽気が心包に出てきて、腰に向かって降りていきます。
腎に降りて命門の火となります。
この命門の火と腎の陰気(津液)が一緒になり、三焦の元気となることで、
生命活動が正常に行えているのです。
このように心は生命活動においてとても大切な臓であることがよくわかります。
まとめ
このように心の働きは生命活動にとって、
とても大切で重要な役割を果たしています。
経絡治療では心に虚なしとされていて、
心が虚すときは死ぬ時だとされています。
精神と深い関りがあるため、
心が弱ると精神病のような症状が出てきます。
現代社会で多くの人が苦しんでいるけど、
原因はストレスという大きなもので縛られている心の病も、
東洋医学では説明することが出来るのです。
もっともっと東洋医学についての知識が広まれば、
症状や、薬によって苦しんでいる方々の役に立てます。
私たちは社会によって偏った知識を幼い頃から学んでいます。
学校の理科の授業で学ぶものは生物、化学、物理学の3つの科学です。
医療は科学の発展によって発達してきたと言われていますが、
実際には科学の発達ではなく化学の発達です。
現代医学で使われている医学の基本は化学のみです。
生物学も学ばれていますが、
人体の解剖と性質を理解するためのものでしかないのです。
全てを均等にみていくことで、もっと救われる命があるはずなのに。
東洋医学には科学的根拠がないとよく言われていますが、
科学的根拠ではなく、化学的根拠です。
生物、化学、物理全てを総称して科学と言います。
東洋医学の正体は量子力学。つまり物理です。
そういう意味では西洋医学も東洋医学も、
科学的根拠は証明できないのです。
このことに気づく人が少しでも気づいてもらえるように、
これからも発信していきたいと思います。
それではまた。
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