
不調
みなさんこんにちは!おさきまるです。
今日は頭痛についてお話ししたいと思います。
みなさん一度は頭痛を経験したことがあるのではないでしょうか。
頭痛は大きく3種類に分けることが出来ます。
一つ目は、緊張型頭痛です。
緊張型頭痛とは、頭や首の筋肉が緊張することで起こるとされている頭痛のことです。
この頭痛の特徴は、ズーンとした重だるい痛みが起こります。
緊張している筋肉を温めたり、ほぐしたりすることで頭痛が収まってくれます。
二つ目は、片頭痛です。
片頭痛とは、頭の血管が拡張することで起こる頭痛のことです。
この頭痛の特徴は、ドクドクとした脈打つ痛みが起こります。
血管の拡張に寄って痛みが起こるので、
緊張型頭痛のように温めたり、
筋肉をほぐすと更に血管が拡張されてしまうので、
逆に悪化してしまいます。
光や匂いに敏感になったりすることもあるので、
血管に関係する自律神経を整える必要があります。
三つ目は、群発頭痛です。
群発頭痛とは、片目の奥に突き刺すような強い痛みが起こる頭痛のことです。
この頭痛は頭痛が起こる原理が片頭痛と似ていて、
頭の血管が拡張することが原因とされています。
この頭痛の特徴は、痛みが一定期間に渡り繰り返し起こります。(群発期)
片目の奥が刺される、えぐられるような耐えがたい痛みが起こります。
私たちに日々起こる頭痛は、
これらの三つのいずれかであります。
元片頭痛持ち
私は7年前に原因不調の体調不良から脱却したということは、
何度も別の投稿で述べてきました。
原因不明の体調不良の期間は、
16歳から24歳までの8年間なのですが、
23歳までの7年間は、ほぼ毎日頭痛に悩まされていました。
この不調の期間、どの症状が一番苦しかったかをあえて決めるのであれば、
毎日の頭痛が1番かもしれません。
20代前半の頃は、生理痛と頭痛の痛みが怖すぎて、
毎日鎮痛剤を飲むほどの鎮痛剤依存症にもなっていました。
3つの頭痛の分類で行くと、片頭痛です、
7年にも渡って苦しんできたこの片頭痛。
一体どのような根本的原因があったのでしょうか。
体の面と、精神の面から少し考えてみましょう。
片頭痛の原因(体)
まずは、体の面から片頭痛の原因を考えてみましょう。
片頭痛は血管の拡張によって起こる頭痛でしたね。
血管の収縮、拡張は自律神経によって調整されています。
血管拡張作用は、副交感神経によるものです。
副交感神経とは、血管拡張作用、心拍減少作用、
胃腸の活動促進、膀胱、直腸排泄促進、
これらの働きを促してくれています。
つまり、当時のわたしの状態は、
副交感神経が優位の状態だったということです。
身体がおやすみモードになる働きを優位にするということは、
私の身体は頭痛を通して、
もっと休みなさい!!ということを伝えたかったのです。
休まなければいけない状態なのに、
身体を無理して動かしているから、
頭痛という症状によって物理的に動けなくしたんです。
片頭痛の原因(精神)
次に精神面からの片頭痛の原因を考えてみましょう。
片頭痛という言葉の意味から考えていきましょう。
片頭痛という言葉には、一体どのような意味があると思いますか?
直訳すると、片割れの頭が痛いや、僅かに頭が痛いです。
片割れの頭とは、こめかみのこと。
こめかみが僅かに痛い時ってどんな時でしょうか。
頭を悩ませている時、こめかみを抑えませんか?
つまり、片頭痛には頭を悩ませているといった意味があるんです。
頭を悩ませていることがある。そのような状況を伝えるために、
頭痛という症状が出ていると考えることが出来ます。
心と体の二つを合わせて考える
それでは、心と体を合わせて考えてみましょう。
体は休め!と、そして心は、
頭を悩ませていることがあるということを伝えてきました。
ここで、片頭痛がはじまった時を振り返ってみます。
当時私は高校1年生の冬。
地元では一応進学校と言われている学校に通っていました。
毎日部活動のバスケをした後、20時に家に帰り、
夜ご飯を食べ、リビングで課題と予習をしていました。
だけど疲れているのもあって、毎日予習中に寝落ちていました。
部活も毎日練習していましたが、
腰に痛みが出て思うように練習が出来なかったり、
腰の調子がいい時に練習内の試合をしていても、五分も体力が持たない。
頑張っても全然体力がつかない焦りがありました。
当時のこの記憶と、頭痛の原因を照らし合わせてみましょう。
毎日疲れ果て、勉強中に寝落ちている。
部活は体が言うことを聞かずに、思うように言っていないのに、
疲れから勉強にも力が入らず、成績も落ちてきている。
そんな自分に焦りと不安を感じていました。
この頃に起きた頭痛は、
私にもっとちゃんと休めよ!
どっちに力を入れるのか選べ!でないと現状何も変わらないぞ!と、
教えてくれていたんです。
にもかかわらず私は、その頭痛という身体からのサインを聞きませんでした。
その結果、高校2年の春には貧血で部活を1か月休むことになり、
貧血が治ったことですぐに部活を再開した私は、
高校2年の冬にその後何年も苦しむことになる、
原因不明の体調不良がはじまってしまいました。
あの時私は、勉強がしたくなかったのか、部活がしたくなかったのか、
どちらかを完全に諦め一つに絞るという決断を求めていたのだと思います。
症状はサイン
何年にも渡る原因不明の体調不良によって、
私は自分を見直すきっかけが出来ました。
ちゃんとしなければいけない。
ちゃんとすることが当たり前。
そのように無意識に自分に課してきた思いを、
それはあなたが本質的に望んでいることではないと、
片頭痛が私に教えてくれていたんです。
すぐには気づくことが出来なくて、
結局7年もの時間がかかってしまったけど、
私にはその時間と経験が必要だったんだと思います。
高校生のあの時に、私が頭痛でこのことに気づいていれば、
今私は、鍼灸師という職業を選んではいないことでしょう。
7年もの間、自分自身の身体が自分の思い通りに動かない経験をしたからこそ、
私は本当に自分がやりたいことに出会えました。
鍼灸、東洋医学は私の視点を広げてくれています。
私がやりたいことは、現代社会の価値観を覆すこと。
普通が普通じゃない、当たり前が当たり前ではない、
この世の中で普通や当たり前とされている価値観は、
違う視点でとらえれば案外そんなに大切なことではないかもしれません。
私自身が、あなた自身が、
何をしたいと思うのかによって、
どんな風に捉えてもいいんです。
そんな風なことを鍼灸や精神分析を通して伝えていきたいというのが、
現在のやりたいことです。
これまで生きてきた私の全ての判断に、
感謝の気持ちをもってやりたいことを実現していきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
またね。
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