陰陽五行の話

五行とは

みなさんこんにちは！おさきまるです。

今日はわたしが鍼灸師として治療に使っている、

東洋医学についてお話ししようと思います。

前に陰陽のお話しは別の投稿でさせていただいたので、

そちらも合わせて是非ご覧いただけるとわかりやすいです。

バランスについて

前回少し触れたバランスをとることについて、 今日は私なりの答えをお話しします。

osakimaru-naturelife.com

2025.05.07

今日はまず五行というものについてご紹介します。

昨日も少し五行についてお話ししましたが、

五行とは東洋医学の考え方の一つで、

万物は木、火、土、金、水の５つの元素に分類されると考えられています。

５つそれぞれ特徴があって、それに当てはめていくように考えるのです。

例えば昨日もお話ししましたが、味を分類すると、

木→酸、火→苦、土→甘、金→辛、水→鹹（塩辛い）に分けられるのです。

五行の分類はいろいろなものに使われていて、

のように分けて、それぞれは同じ要素を含んで共通点があるという風に考えます。

また、この５つの元素は互いに影響を与え合い、

お互いを生み出す作用をしたり、

お互いが衝突し抑制する作用をしたりします。

この関りがなければ万物は変化や維持をすることは出来ないのです。

相生関係

お互いを生み出す作用のある関係性を相生関係といいます。

木は火を起こすのに役立ち、

火が燃えた後には灰が残り、灰は土にかえり、

土中には鉱物（金）が育ち、

鉱物を取り除いたら水が生まれて、

水が流れるとまた木が育つ。

このように五行は循環し万物を生み出しているのです。

相剋関係

お互いに衝突して抑制する作用のことを相剋関係といいます。

木は土の養分をとり、

火は金を溶かし、

土は水をせき止め。

金（金物）は木を切り落とし、

水は火を消す。

このように五行では生み出したり、弱めたりしてバランスをとり成り立っているのです。

陰陽五行はわたしたちの生活の一部

ここまでの話で、陰陽も五行もわたしたち人間の生活の一部で、

とても関りがあるということが分かりますよね？

東洋医学はこれらを考えて治療に生かしていくので、

科学的には原因のわからないものでも、

陰陽五行のバランスをとることで改善していくのです。

原因のわからない不調って、たくさんの人が悩まされていると思います。

わたしもその一人です。

このような人は、病院に行っても原因を見つけることは出来ず、

長い間、その病状と共に過ごさなければならないのです。

もちろん、原因のわかる治療には西洋医学はもってこいです。

ケガをしたりだとか、急に倒れたりするような、

その場で処置が必要な急性の病の場合は、

西洋医学を頼るとよいでしょう。

ただ、世の中の症状のほとんどは急性的ではなく、

慢性的なものがほとんどですよね？

そのような場合多くは、原因が分からないことが多いのです。

なぜなら原因は目に見えない、陰陽のバランスや、

五行の関係によるものだからです。

それらは人に性格があるように、

陰陽五行にもその人のタイプがあるので、

なりやすい症状や、状態はその人によって違うのです。

わたしの場合で説明してみましょう。

是非先ほど紹介した、□の中のものを確認しながらご覧ください。

わたしは怒りっぽい性格で、

体調不良の時に出ていた症状は、

極度の貧血、頭痛、動悸、吐き気、腹痛、不眠、などがありました。

１０歳の時に生理がはじまってからは、

ずっと酷い生理痛に悩まされていました。

また、メンヘラで心病んだ時には自傷行為をしていた過去があります。

父とはずっと一緒に暮らしては来たけど、

会話は業務連絡以外したことがないような関係性です。

このことから五行を照らしてみてわかることは、

わたしは肝のタイプだということが分かるんです。

理由を説明すると、怒りっぽい性格は木に関係がありますよね？

貧血、頭痛、動悸、不眠などの症状は血に関係する症状です。

肝臓は血の塊でありことはよく知られていることですよね？

鶏のレバーは貧血などにも効果があるほどの食べ物です。

また生理が平均女児よりも早く始まったり、

生理痛が重かったことも血に関係する症状です。

自傷行為をするメンヘラ行為も血を流す行為です。

それらからわかることは、

わたしは血に影響が出やすい肝のタイプということです。

血に影響が出やすい理由もここからわかります。

愛とは赤いハートを連想させますよね？

赤とは五行では火と関係があります。

木は火を生みだす相生関係がありました。

木が弱りやすいわたしは、火に十分な栄養がいきません。

つまり、わたしが肝のタイプなのは、

幼い頃から父との関係性が薄かったということが関係があるのです。

このように、わたしたちは病状までもアダルトチルドレンが影響しているのです。

今日は東洋医学の陰陽五行についてお話ししました。

このような考え方があるんだなとここまで読んでくれた

あなたに伝わればうれしいです。

またね～

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