
心が乱れるとは
みなさんこんにちは!おさきまるです。
今日は心の乱れについてお話しします。
皆さんは、心が乱れ、バランスがとれなくなったことはありますか?
私は以前、原因不明の体調不良になっていた頃、
すごく心が乱れ、バランスをとれなくなりました。
心が乱れるとは、あれこれと考えが巡ってしまい、
心が平静でいられなくなることを言います。
なぜ心はバランスを崩すのか、
そして乱れるとどのように変化するのについてお答えします。
何故心は乱れる?
まず、心はなぜ乱れるのかについて考えてみましょう。
その前に、平常時の心の波形を書いてみました。
<例>

心は波の波形が緩やかなほど穏やかで、感情の起伏が少ないです。
平常時でも落ち込んだり、へこんだりすることはありますが、
緩やかにいつもの状態に戻っていくので、
心が乱れてバランスを崩すまでには行かないのです。
<例>

そしてこちらは、乱れた心を表す波形です。
平常時と比べ、波形が鋭く、ジグザグが激しいです。
感情の起伏が激しいのは勿論ですが、
急に感情が変化するのも特徴の一つです。
平常時は理性によって、
感情のリミッターをある程度コントロールしていますが、
心が乱れてしまっている時は、
リミッターが外れてしまっているため、
感情に振り回されている状態なんです。
つまり、心が乱れる原因は、
リミッターが外れてしまうからだということになります。
では、どんな時にリミッターが外れてしまうのでしょうか。
一つ目は、多忙過ぎて休めない日々が続いている時です。
リミッターは脳によって理性として、
ある程度心を制御しています。
疲れているのに休めないような時や
クタクタに疲れてしまっている時って、
何にも考えられなくなりますよね?
または、色々な考えがグルグルと巡って、
まとまらなくなったりもします。
行き過ぎた多忙は、頭が正常に働かなくなり、
リミッターが外れる原因になります。
二つ目は、一つ目と少し似ていますが、
必要睡眠時間を確保出来ていない時です。
産後鬱という言葉もありますが、
自分にとって必要な最低睡眠時間を満たさない日が続くことによって、
注意力散漫になったり、集中力がなくなったりします。
必要睡眠時間を満たせない生活は、
リミッターが外れてしまうことがあります。
最後に、これまでの二つともに関係することですが、
どんなに忙しくても、どんなに寝られていなくても、
楽しくて楽しくて仕方がない時って、
時間が足りなくなって、睡眠時間を削るくらい楽しいですよね?
前述した二つの原因を更にここから狭く絞ることになります。
三つ目は、自分が心から求めていないことをやり続けている時です。
心地よく感じない、惹かれない、しっくりこない、
楽しくない、腑に落ちない、ワクワクしない、喜びを感じない。
こんな風に感じることを、義務的にやり続けた場合、
頭ではやらなければいけないと理解していても、
心はやりたくない!と思っているため、
その矛盾によってリミッターが外れてしまいます。
これら三つが心が乱れる原因になりますが、
根本的な原因は、最後の一つが全てだと思います。
私の経験
ここからは、私の経験を元に、
心が乱れた時、どのようになるのかをご紹介します。
まず、心が乱れたきっかけは高校生活だと思います。
勉強するのが当たり前だと思っていた私は、
自分の実力では勉強だけ頑張らないとやっていけないと思っていたので、
部活には入らないと決めていましたが、
文武両道の生徒の方が成績が良いと先生言われたことを鵜呑みにし、
部活と勉強の両立が始まりました。
結果、学力は下がり続け、
貧血によって部活も思うように出来ない日々が続きました。
頑張るのが当たり前という自分の価値観によって、
気力だけで持ちこたえているような感じでした。
心のリミッターが外れた瞬間を今でも覚えていますが、
急に何かがプツンと切れたように、
朝ベッドから起きあがれなくなりました。
目は覚めても身体が動かなかったんです。
それに伴って、頭痛や吐き気、腹痛など、
様々な症状も同時に現れていました。
これまで人生であんなに何日も学校を休んだことがなかったので、
急に不安や絶望感がこみ上げ、不眠に陥り、
次第に短期間ではありますが、不登校のようになりました。
不登校状態の時は、夜は眠れず、朝は鉛のように重い体で起きれず、
昼くらいに起きていました。
昼から夕方くらいまでは、
寝ていればそこまで調子が悪いわけではなかったので、
寝たり、寝たまま漫画を読んだりしていました。
その後、部活の顧問が別の学校に移動になったのをきっかけに、
全くいかない不登校ではなく、
遅刻しながら、時々休む程度には学校に行けるようになりました。
その時から24歳になる前までは大体同じような感じで過ごしていました。
・心が乱れている時は、寝れなくなり、
朝は動悸や頭痛などの様々な不調で起きれない。
・昼夜逆転。昼過ぎから夜にかけては体はだるいけど、
出歩かなければ日中もそこまで症状は酷くない。
・バイトや学校は休みがちで、部屋を片付けらず、家がごみ屋敷。
汚いことが気にならない。
・人と会うのが億劫になるが、彼氏には依存している。
・彼と一緒にいなければどうしようもない不安感に襲われる。
・出席率やお金に困ってきたら、授業やバイトには頑張っていくが寝ている。
・人と会うまでがすごく気が重いが、会えば楽しい。
・食欲旺盛で体重がかなり増加する。
・食生活も乱れ、自炊を全くしなくなる。
・お風呂に入りたくない。3日は入らなくても余裕。
・自分がつらいことを受け入れてもらえないと自傷行為願望が出てくる。
毎回心が乱れるとこんな感じになります。
心の乱れを防ぐには
心の乱れを防ぐには、自分の心に素直に行動しましょう。
多くは自分の心が見えなくなっているので、
その場合は、まず現状の自分を自覚しましょう。
自分を知らなければ、心に素直になんて行動出来ません
現状を自覚するには、心にある殻を壊さなければ出来ません。
こうであるべき、こうでなければいけない、
などといった自分で作り上げてきた固定概念が、
心の乱れを作る元凶になっているかもしれません。
自分の現状を自覚して、自分が本当は何を求めているのかを認識したら、
固定概念はもう必要ありません。
思うままに行動すれば心の乱れが起こることはなくなります。
自分の心に素直に行動してみませんか?
それでは今日はこの辺で。
またね~
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