思考と感情

メンヘラ心に向き合う

思考と感情の関係性

みなさんこんにちは!おさきまるです。

今日は思考と感情の関係性についてお話ししたいと思います

思考とは

まずは思考とは、考えや思いを巡らせる行動であり、結論を導き出すなど、

何かしら一定の状態に達しようとする過程において、

道筋や方法など模索する精神の活動のこととされています。

広義には人間が持つ知的作用を総称する言葉、

狭義では概念、判断、推理を行うことを指しており、

感性や意欲とは区別されています。

つまり、我々人間は、思考によって理論的に物事を分析したり、

理解しようとしているということです。

感情とは

感情とは、人などの動物が物事や対象に対して抱く気持ちのことを言います。

喜び、悲しみ、怒り、諦め、驚き、嫌悪、恐怖などと様々な感情があります。

生理学的に感情には、身体感覚に関連した無意識的感情と

意識的感情の二つに分類されることが多いです。

意識的感情には、大脳皮質や前頭葉が関与しており、

無意識的感情には、扁桃体、視床下部、脳幹に加え、

自律神経系、内分泌系、骨格筋などの脳の外の組織も関与しているとされています。

つまり、我々人間が感じている恐怖は意識的感情によるもので

動悸が起きたり、冷や汗が出たりするなどの身体的現象が

無意識的感情によるものということです。

無意識的感情

意識的感情は、簡単に理解できると思います

何故なら、私たちが日常的に感じている感情そのものだからです。

しかし、無意識的感情は症状として現れているため、

中々感情として理解することが難しいのではないでしょうか?

ここでは無意識的感情をわかりやすく説明します。

私たちが日常で感じている感情とは別の感情(無意識的感情)のことを、

深層心理という言い方も出来ます。

ということは、私たちに起こる症状は、

実は私たちの心の声だということになるんです!!

症状は心のサインだということは、以前別の投稿でご紹介させていただきました。

最初はそこまで大したことない無意識的感情を、

気づかずに放置していると

感情が昇華されずにその内大きな症状として出てくるようになるんです。

身体感覚に関連したものとは、症状だけではありません

私たちに起こる問題の全ては、身体感覚に関連するものに該当します

私たちが肉体を持って生きてる限り

全ての問題は無意識的感覚によるものになるのです。

思考と感情の関係性

思考と感情には密接な関りがあります。

一体どのような関りなのでしょうか?

まず、思考というのは物事を分析したり、理解するためのものでした。

そして感情は、物事に対して抱く気持ちのことで、

意識的感情と無意識的感情がありました。

つまり、意識的感情を理解するために、思考が存在し、

思考によって感情を理解しようとしているのです。

しかし、思考によって理解できる感情は意識的感情までです。

自覚のある感情しか、思考によっては理解することが出来ないんです。

無意識的感情を理解するためには

理解しようとしないことが必要になります

理解しようとせずに、ただ自分に起きている症状や問題を感じるのみです。

素直にどう感じるのか。

何にも考えずに、他人だと思えばどう思っていそうなのか

そう感じることによって無意識的感情が浮き出てきます

無意識的感情を認識することは、本来の自分を認識することにつながります

浮き出てすぐは、自覚出来なくても、

出てきて、いいも悪いもジャッジしなければ、

割とすぐに自覚することが出来ます

思考と感情の関係性は、意識的感情を理解することで

自分の無意識的感情に気づかないように蓋をするための、

制御装置なのかもしれません

それでは今日はこの辺で。

またね~

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