心の絶対法則その2

メンヘラ心に向き合う

皆さんこんにちは!おさきまるです。

本日は心の絶対法則の後半です。

本日も比較的わかりやすいものを2つご紹介したいと思います。

まずは、全人類アダルトチルドレンの絶対法則についてです。

皆さんはアダルトチルドレンという言葉を聞いたことがありますか?

アダルトチルドレンを文字通り大人な子どもという意味で、

家族や世間の中で幼少期から演じ続けてきた偽りの自分のことを言います。

心身が健康である家族というものは、

こどもにとって家族といると安心、安全であり、

その中で子どもが自己を確立できるものとされています。

これがない家族のもとで育った子どもは、

人の目を気にするようになり、行動パターンが決まってきます。

この決まった行動パターンが偽って演じている自分というものなのです。

アダルトチルドレンは9つに分類されます。

・ヒーロー 何か特別に秀でている人が親の期待に応えるためにさらに活躍する子ども

・スケープゴート 一家の負をすべて背負った子ども

・ロストワン 「いない子」としての役割を担う子ども

・プラケーター 家族の中で慰め役の子ども

・イネイブラー 家族の中で支え役、世話役の子ども

・リトルナース 他人に対して自分のことのように解決しようとする子ども

・ピエロ 道化役の子ども

・ロンリー 一人ぼっちの殻に閉じこもった子ども

・プリンス 周囲の期待に応えようとして自分をなくす八方美人の子ども

わたしの場合を例にしてみたいと思います。

わたしには2歳上の姉と2歳下の弟の姉弟がいます。

姉は自分というものが幼い頃からしっかりあってよく母とぶつかっていました。

弟はいわゆる発達障害と呼ばれていて、

コミュニケーションがとることが不得意です。

母が弟に付きっ切りで、姉は怒られていたので、

わたしは母を困らせないように過ごそうと

いい子を演じるようになりました。

成績も高校に入学するまでは、上位を維持するように努力していました。

職業も鍼灸師という人の治療をする職業についていることから、

プリンス、リトルナース、プラケーターの要素があると思います。

このように、誰でも幼少期から演じてきている自分

というものが存在し本当の自分とのギャップがあることで

苦しんだり、問題が起きたりするのです。

どんな人でも必ず被害者意識があるのは、

人が自分の立場を高めるため、また守るための根幹となる意識だからです。

正当化””嘘””言い訳”をすることで自分を守ることは、

人間の本質なので避けることは出来ません。

わたしは嘘つかない!と言い切る人でも、

何かしらの嘘や言い訳を自分で気づかずにしているのです。

また例を挙げてみましょう。

わたしは原因不明の体調不良によって7年間まともな生活を送っていません。

この時の私の心情は、「なんでわたしばっかりこんな目に」です。

この意識がまさに被害者意識の塊なのです。

本当に心から嘘偽りなくそのように思っていました。

これ、実は自覚のない嘘なんです。

わたしの心の奥底には、体調不良による利益というもの

いわゆる疾病利益があるからずっと不調になっているのです。

以前の投稿ですべての問題は自分で作り出している

ということをお話ししました。

よかったらそちらの投稿も読んでみてください。

 https://osakimaru-naturelife.com/monndaitoha/

体調不良で得があるなんてことを口に出していたら、やばい人ですよね。

そのやばい自分を自覚しないために、隠すために、

まるで自分の本音のように嘘をつくのです。

そしてその嘘は、誰にも自分にもわからないように、

心の奥底に蓋をするのです。

これが被害者意識の正体です。

心の絶対法則の後半をお伝えしましたが、

皆さん、理解、納得できていますか?

前半に比べると後半の方が、

初見ではなかなか受け入れられないと思います。

誰も自分で選んだ結果、自分のせいでこんな苦しいなんて

思いたくはありません。

この思いでさえも誰かのせいにして、

自分が楽になるための被害者意識なのです。

最初から受け入れられる人、

自分のことに置き換えて理解できる人はなかなかいません。

わたしも7年間、いやそれよりもずっと前から

ずっとなにかのせいにして自分を見ていませんでした。

その結果、私の心の訴えとして体調不良が起きたのです。

このことに気づいて体調不良はなくなりましたが、

今でも自分の感情がコントロールできない時が時々あります。

コントロールできない時というのは大抵、後から考えると

夫のせいだとか、子供のせいだとか、親のせいだとか

誰かのせいにしてキレてしまっているのです。

自分の被害者意識に一度気付いているにもかかわらず、

同じことを繰り返してしまうというのが、

アダルトチルドレンに振り回された人間の本質の姿なのです。

何度も何度も自分の行動パターンを繰り返し、問題を繰り返すことで

なんか問題が起こるときっていつも一緒じゃない?

これって何かあるのかな?

と疑問を持つことで、初めて自分というものを知るきっかけになります。

今回はそのことをお伝えしたくてこの投稿を書きました。

一度読んで気づけなくても、この投稿を読んだという記憶が

少しでも気づきのきっかけになれればうれしいなと思います。


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